磁性陰イオン交換樹脂を用いたDNAエンコードライブラリー合成の自動化

  • 査読前のプレプリントで、DNAエンコードライブラリー合成のうち通常は手作業で行うスプリット&プール工程をロボットで自動化するワークフローが報告された。
  • DNA結合体を弱陰イオン交換磁性樹脂に捕捉し、粒子ハンドリング装置で工程間を移動させることで、アミド形成、還元的アミノ化、クリック反応、Fmoc脱保護といったDNA上反応を有機溶媒中で行える。
  • 数千規模の2サイクルライブラリーを作製し、対照選択では既知のカルボニックアンヒドラーゼ結合体が一貫して濃縮された。
💡 ポイント

2サイクル・数千規模は玩具のようなライブラリーで、カルボニックアンヒドラーゼの回収もDELで最も易しい対照にすぎない。肝心なのは樹脂上の各工程の収率とDNA完全性だ。有機溶媒での化学は、PdカップリングやSNArなど水系では難しい反応が使えて初めて意味がある。自動化で上がるのは再現性であり、多様性ではない。

Automated DNA-Encoded Library Synthesis on Magnetic Anion Exchange Resin ↗