RyR2阻害薬ent-ベルチシリド、経口曝露は腸管吸収とCYP初回通過で制限
- RyR2選択的な環状デプシペプチドのADMEをラットとヒト肝ミクロソームで評価した。血漿タンパク結合は高く、代謝は速く、経口バイオアベイラビリティは低めだった。
- 経口曝露の主な障壁は、腸管での利用率の低さとCYPによる初回通過代謝と特定された。
💡 ポイント アブストラクトに基づく見解
透過性が制限され、しかもCYPで消えやすい環状デプシペプチドは、改善しにくい組み合わせだ。このデータは、どこに手を入れるべきかを示してくれる。タンパク結合が高いため、有効用量での非結合形曝露が次に欲しい数字になる。関与するCYP分子種も要確認だ。複数薬を併用しがちな不整脈患者では、相互作用リスクを左右する。