小野薬品、ONO-1110が第2相5試験で主要評価項目未達 うつ病・不安症の試験を中止

  • 小野薬品のエンドカンナビノイド調節薬ONO-1110は、第2相5試験すべてで主要評価項目を達成できなかった。
  • 有効性の兆候が見られなかったため、うつ病と社交不安障害の開発は中止する。
  • 帯状疱疹後神経痛、線維筋痛症、ハンナ型間質性膀胱炎の開発は継続し、疼痛スコアの改善を踏まえて追加試験を計画している。
💡 ポイント 公開報道に基づく見解

第2相で5試験が未達という結果は、用量設計の問題ではなく、精神疾患領域におけるこの作用機序そのものへの審判だ。主要評価項目を外しながら疼痛適応を残す判断は、疼痛スコア改善という根拠の薄いデータに頼っている。ONO-1110はニッチな疼痛領域の賭けへと縮小し、神経領域パイプラインの重心は他の資産へ移るだろう。

Ono cans 2 endocannabinoid drug studies after quintuple Phase 2 failure ↗