ビニルスルホキシイミン:作りやすく反応性も調整できる共有結合弾頭

  • 入手しやすいβ-クロロスルフィドを穏和な条件でワンポット酸化し、多様なビニルスルホキシイミンを得る方法を示した。官能基許容性が高く、収率も実用的である。
  • アミノ酸モデルを用いた速度論解析では、他の求核性側鎖よりもチオールを明確に選ぶ傾向が見られた。
  • 構造と反応性の定量的な傾向から求電子性を上げ下げでき、S(VI)骨格は共有結合性阻害剤設計の合理的な選択肢といえる。
💡 ポイント アブストラクトに基づく見解

アクリルアミドの代替として面白い。スルホキシイミンのNを自由に修飾できるのが理由で、N置換基で求電子性と物性の両方を振れそうだし、立体中心のSも使える。チオール選択性は心強いが、アミノ酸モデルはプロテオーム全体ではない。実際のキナーゼでアクリルアミドと並べたGSH半減期とkinact/KIが出てくるまでは、期待を抑えておきたい。

A One-Pot Synthesis of Vinyl Sulfoximines and Their Kinetic Evaluation as Tunable Covalent Warheads ↗