クロルゾキサゾンはCYP2E1指標として妥当か:CYP1A1説への反論
- 2026年のSupersomes研究は、クロルゾキサゾン6位水酸化の主因を肝CYP2E1ではなくCYP1A1と主張した。本論文はこれに反論するものである。
- 著者らは、批判側が見落としたとする過去の文献を再検討し、選択性への疑義はすでに解決済みだと示している。
- 結論として、この反応は薬物相互作用の評価に用いるCYP2E1活性の指標として今も信頼できるとしている。
💡 ポイント アブストラクトに基づく見解
Supersomesの結果に古い文献で反論するのは筋が良い。組換え系が示すのは酵素が「何をしうるか」であって、肝臓で「何をしているか」ではなく、それを決めるのは存在量と速度論のスケーリングだからだ。とはいえプローブの信頼性は直近の阻害剤による検証次第である。新たなDDI試験で使うなら、ミクロソームでCYP2E1阻害により6位水酸化を確認しておきたい。