立体配座を拘束したUgi付加体が抗日本脳炎ウイルス剤候補として浮上
- 炭素環・複素環ケトンを用いたUgi多成分反応でライブラリを構築し、骨格を剛直化した。対象は承認抗ウイルス薬のない日本脳炎ウイルスである。
- SAR検討により、サブマイクロモルから低マイクロモル域で複製を阻害し、選択性が高くVero細胞での毒性も低い化合物が複数得られた。
- リン脂質症アッセイから、リード化合物の活性は非特異的な現象ではないことが示唆され、ドッキングではウイルスRdRpが標的候補として示された。
💡 ポイント アブストラクトに基づく見解
Ugi骨格の剛直化はエントロピーペナルティを減らす巧い手だが、拘束が効いているという話を信じるには、どの環系が活性を牽引しているのかを見たい。RdRpを指すドッキング結果だけでは根拠が弱く、ポリメラーゼの酵素アッセイか耐性変異マッピングで決着をつけるべきだ。リン脂質症の対照スクリーニングは、カチオン性両親媒性化合物では良い兆候である。
Design, Synthesis, and Biological Evaluations of Constrained Ugi Adducts as Anti-JEV Agents ↗