最適化されたHBVカプシド形成調節薬XT1061が第I相試験を通過
- 先行するカプシド形成調節薬GLP-26を構造最適化して化合物39(XT1061)を得ており、細胞系で非常に強い抗HBV活性を示しました。
- AAV/HBVマウスモデルではHBV DNAを速やかに下げ、投与中は低い状態を保ちました。プラデフォビルメシル酸塩との併用は、どちらの単剤よりもはっきり優れていました。
- 前臨床評価と第I相試験では良好な薬物様性質と低い安全性リスクが示され、機能的治癒を見据えた開発の後押しとなっています。
💡 ポイント アブストラクトに基づく見解
GLP-26を土台にしているため、従来のカプシド形成調節薬からの一歩は堅実で低リスクですが、それだけに差別化が問われます。DNA抑制の先にあるcccDNAや表面抗原の指標への効果が見どころです。また、マウスモデルではcccDNAの生物学を十分に再現できないので、プラデフォビルとの併用が本当に相乗的かどうかは別途検証が必要でしょう。