オックスフォード大発Alethio、シリーズAで9,000万ドル調達 本態性血小板血症向けG6b抗体
- オックスフォード大学発のAlethio Therapeutics(創業者Adam Mead氏、Beth Psaila氏)が、Sofinnova PartnersとRA Capitalが主導するシリーズAで9,000万ドルを調達した。
- 主力のATX-011は、血小板や一部の骨髄細胞に発現するG6b受容体を標的とする前臨床のモノクローナル抗体。駆動変異に依存せず効くことを狙い、臨床入りは2028年上半期の見込み。
- 骨髄線維症向けのADCも第2の候補として開発中。
💡 ポイント 公開報道に基づく見解
患者への投与が2028年にずれ込む資産に9,000万ドルが集まったのは、変異に依存しないという着想への賭けだろう。既存治療の多くはJAK2経路や変異クローンを狙うもので、比較対象はカルレティキュリン標的抗体になる。血小板系列の受容体を狙って血小板減少や出血を避けられるかが焦点だ。本態性血小板血症は患者数が多く長期に及ぶため、事業性の根拠もそこにある。