Sanofi、Nurixの経口STAT6分解薬を中止 湿疹モデルで新たな非臨床所見

  • Sanofiは、Nurixから導入した経口STAT6分解薬SAR448272の開発を中止した。湿疹モデルでの新たな非臨床所見を理由に挙げつつ、STAT6経路そのものへの評価は維持するとしている。
  • 2020年の提携は契約一時金5,500万ドル、総額最大25億ドル。Sanofiは昨年オプションを行使し、8月の第1相開始時に1,000万ドルを支払っていた。
  • Nurixの株価は4割超下落したが、アナリストはRoche提携の主力bexobrutidegへの影響はないとみる。
💡 ポイント 公開報道に基づく見解

非臨床で何が見つかったのかは当事者以外には分からず、そこが肝心だ。分解薬に共通する安全性・忍容性の問題なら他社にも波及するが、分子固有の欠陥ならそうならない。中期試験の結果が控えるKymeraのSTAT6分解薬が、次のクラスの試金石になる。SanofiがRecludixとの別のSTAT6プログラムを続ける点からも、標的自体は手放していないと読める。Nurixに権利が戻るかも注目点だ。

Sanofi stops development of Nurix-partnered immune drug ↗