異なるサブファミリーのK2Pカリウムチャネルが会合し、独自の薬物応答を示すハイブリッドチャネルを形成
- 心臓や膵β細胞で共発現するTREK-1とTASK-4は、異なるK2Pサブファミリーに属するカリウムチャネルだが、混成チャネルを形成し得る。
- 卵母細胞の電位固定、切り出しパッチ記録、イメージングや細胞表面発現の解析により、このハイブリッドはpH、温度、ナトリウムへの感受性が変化していた。
- TREK-1と異なり、Gs共役型シグナルによる抑制を受けず、薬物応答も異なるため、不整脈や糖尿病治療の新たな手がかりとなり得る。
💡 ポイント アブストラクトに基づく見解
卵母細胞は寛容な系で、1:1で共注入すればヘテロマーができるかどうかを問える。足りないのは、心筋細胞やβ細胞で天然にも存在する証拠だ。初代組織でのco-IPや近接ライゲーションに加え、ヘテロマー選択的な阻害薬かノックアウトで機能を示す必要がある。それがなければ、薬物応答の違いはスクリーニング上の珍しい現象にすぎず、標的とは言えない。次の一手は、単離細胞での天然電流の測定だ。