BPA・DBP・PFOA混合物、ERαを介して相加的に作用

  • バイオモニタリングに基づく比率のBPA・DBP・PFOA混合物を、環境エストロゲンの複合曝露モデルとして検討した。
  • 各物質と混合物はMCF-7細胞の増殖を促進し、混合物の用量反応は濃度相加とレスポンス相加の両モデルの許容範囲内で、やや濃度相加寄りだった。
  • ER転写活性およびセルフリーのバイオセンサー測定でもERαアゴニスト活性が確認され、濃度相加によりよく適合したことから、ERα活性化が相加効果の中心と示唆される。
💡 ポイント

MCF-7増殖で相加性が出たのは、ERαアゴニスト3種なら想定どおりで、驚きというより確認に近い。ただPFOAとDBPはER作用が弱いか間接的で、MCF-7はエストロゲン様応答を過大に拾いやすい。遊離の体内濃度の実測や子宮肥大試験などのin vivoデータがない現状では、バイオモニタリング水準の曝露が受容体に効く範囲に届くかは未解決のままだ。

Bisphenol A/Dibutyl Phthalate/Perfluorooctanoic Acid Ternary Mixture Exerted Additive Estrogenic Effects through ERα Activation ↗