中空糸培養でメフロキンのヒト曝露を再現し、マラリア原虫の抑制を追跡

  • プラスチック製の中空糸システムにより、熱帯熱マラリア原虫の赤血球期を2回の生活環にわたり維持でき、静置対照と同等の増殖を示した。
  • 既報の患者PKモデルに基づく血漿中濃度推移を、希釈のプログラム制御で再現し、メフロキンの長い半減期も反映させた。
  • この曝露下で原虫血症は複数の周期にわたり抑えられ、濃度依存的な活性と整合し、PK/PDに基づく抗マラリア薬の用法設計に道を開く。
💡 ポイント

メフロキンは半減期が長いからこそ静的アッセイでは判断を誤りやすく、ヒトの曝露曲線を再現できる系は道具として筋が良い。ただ、私ならまず壊しにかかる。部分的な殺滅と完全な殺滅を区別できるのか、耐性株ではどうか。原虫血症が抑えられるだけでは再燃は読めないし、この薬を人で制約している神経精神系の安全性にも、この系は何も答えない。

Translational Pharmacokinetic and Pharmacodynamic Evaluation of Mefloquine Against Plasmodium falciparum Using a Hollow Fiber Infection Model ↗