ミルクシスル併用でMASHラットのレスメチロム曝露が上昇
- MCD食誘発MASHラットで、肝選択的THR-β作動薬レスメチロムにミルクシスル(シリビン)を併用すると、レスメチロムの血漿中曝露が増加し、見かけの経口クリアランスが低下した。
- ラット肝ミクロソームでは、抽出物によりレスメチロムの消失が大きく遅くなり、肝代謝の阻害が示唆された。
- 併用により肝酵素、脂質、組織像は単独投与より大きく改善したが、曝露増加は相互作用の可能性を示す。
💡 ポイント
MCD食ラットはヒトのMASHの粗い代用にすぎず、ラット肝ミクロソームでの代謝低下も、ヒトのCYPやトランスポーターの状況をほとんど語らない。それでも肝選択的薬で曝露が上がるのは、まさに追いかけたい点だ。効果の上乗せは単に薬物量が増えただけなのか、安全域もその分狭まっていないか。ヒトでのPKを見るまで、利点と読むべきではない。