CHI3L1–Gal3BP複合体を安定化する低分子、膠芽腫のマクロファージを変え抗PD-1と相乗

  • スクリーニングで得たLZ6は、CHI3L1とGal3BPの結合を強め、in vitroでガレクチン-3との結合を減らした。
  • 患者由来膠芽腫培養と同所性GL261腫瘍で、マクロファージを抗腫瘍的な状態へ傾けた。
  • マウスでの経口投与は生存を延長し、抗PD-1との併用でさらに伸びた。
💡 ポイント アブストラクトに基づく見解

複合体を阻害せず安定化するという薬理は珍しく、同所性モデルでの経口投与による生存延長が見どころだ。ただGL261は免疫原性が高くチェックポイント併用が効きやすいマウス株で、膠芽腫ではその結果が再現されない例が続いてきた。作用機序を信じるには、脳内曝露と標的結合のデータが欲しい。

Stabilizing the CHI3L1-Gal3BP complex remodels the glioblastoma immune microenvironment and synergizes with PD-1 blockade ↗