選択的CB2作動薬LEI-101、ラットの複数の疼痛モデルで鎮痛、オピオイド様の問題は認められず
- LEI-101は選択的CB2受容体作動薬で、ヒトおよびラットの受容体アッセイにおいて強く結合し、機能的アゴニストとして作用し、CB1に対する明確な選択性を示した。
- ラットに全身投与すると、変形性関節症、神経損傷、術後、慢性炎症の各モデルで、用量依存的に痛覚過敏を和らげた。
- CB2拮抗薬で効果は消失した一方、CB1やμオピオイド拮抗薬では消失せず、オピオイドに依存しない作用であることが示された。鎮痛用量では運動量に影響せず、反復投与でもオピオイド様の耐性は生じなかった。
💡 ポイント アブストラクトに基づく見解
CB2はこの分野で何度も期待を裏切ってきた標的だ。げっ歯類では鎮痛がきれいに出ても、患者では何も起きなかった。今回のデータは作用機序と耐性の面では珍しく整っているが、有効用量での曝露量もヒトでの標的エビデンスも語られていない。ラットの疼痛指標は反射に依存し、効きが甘く出やすい。臨床に賭ける価値があると言うには、非結合型の曝露量と、反射に頼らない評価項目がほしい。
LEI‐101 produces broad‐spectrum analgesia in preclinical pain models ↗