メルクのR&D責任者「適応拡大の幅がsac-TMTの強み」──TROP2 ADC競争で優位を主張
- メルクのディーン・リ研究開発責任者はEndpointsのインタビューで、科伦博泰(Kelun)から導入したTROP2 ADC「sac-TMT」を幅広い適応症に展開したことで、次世代がん領域で競合の先を行ったと述べた。
- 婦人科がんと胃がんのプログラムを、他のTROP2 ADCに対する優位点として挙げている。
- 背景として、sac-TMTは子宮体がんの第3相試験で生存期間の改善を示し、FDAの優先審査を受けている。
💡 ポイント 公開報道に基づく見解
リ氏が堀として掲げるのは「幅」だ。TROP2 ADCが肺がんや乳がんに集中する中、メルクは競合が少なくキイトルーダ併用も組みやすいがん種を押さえにいっている。キイトルーダの特許切れに備えた妥当なヘッジだが、これは経営幹部自身の見立てであり、婦人科・胃がん試験が結果を出し続けて初めて成り立つ。
R&D chief Dean Li says Merck outflanked rivals with its sac-TMT cancer program ↗