ダウリシンがリソソーム分解でT細胞のPD-1を低下させ、メラノーマを抑制
- 天然アルカロイドのダウリシンは、エンドソーム・リソソーム経路を介してJurkat T細胞のPD-1量を減らし、ユビキチン化も増加した。
- PD-1低下はT細胞によるメラノーマ細胞傷害の増強と並行し、ダウリシンは腫瘍細胞に直接アポトーシスとG1停止も誘導した。
- メラノーマ異種移植マウスでは、T細胞の腫瘍浸潤が増え、腫瘍増殖が抑えられた。
💡 ポイント アブストラクトに基づく見解
ダウリシンは腫瘍細胞に直接作用するため、異種移植での効果をPD-1低下によるものと断定できない。さらに通常の異種移植は免疫不全宿主を要し、T細胞機序と相容れない。同系マウスモデルや、分解抵抗性PD-1変異体による再構成で決着をつけるべきだ。標的結合の証拠もなく、何がPD-1やその輸送機構に作用しているのかは不明のままである。