リファキシミンが腸内胆汁酸を変化させ、APP/PS1マウスのアミロイド病態を改善

  • 吸収されない抗菌薬を高齢のAPP/PS1マウスに2か月間経口投与したところ、記憶障害が改善し、アミロイド蓄積、神経炎症、シナプス障害も軽減した。
  • 腸内細菌叢の構成が変化し、一次・二次胆汁酸の複数が減少した一方、トリプトファン代謝と血清セロトニンは増加した。
  • 著者らは、脳内への薬物曝露ではなく、腸内細菌・胆汁酸・セロトニン軸を介した作用だと解釈している。
💡 ポイント アブストラクトに基づく見解

腸管から出ない薬は脳内で標的に結合しようがなく、主張の全体がモデルに乗っている。用量は一つ、系統は一つ、雄のみだ。肝性脳症の患者はすでにリファキシミンを長期服用しており、そこで認知機能の信号が見えれば手頃な天然の検証になる。無菌マウスや胆汁酸吸着剤の対照があれば、機序なのか細菌叢のノイズなのか判断できる。

Rifaximin ameliorates memory impairment and Alzheimer's pathological changes in APP/PS1 mice associated with changes in the gut microbiome–bile acids–serotonin axis ↗