ベンゾオキサゾール系リガンドがα-シヌクレイン凝集体PETトレーサー候補として浮上

  • パーキンソン病の中心的病理であるα-シヌクレイン凝集体への結合を狙い、表面プラズモン共鳴スクリーニングによりベンゾオキサゾール系リガンド群が見出された。
  • 主要化合物D15とD16は、in vitroで凝集体に強く結合し、SH-SY5Y細胞およびPFF注入マウスの脳組織でも活性を示した。
  • 両化合物はトランスジェニックマウス脳切片でタウやアミロイドβ凝集体との識別性が高く、良好な脳移行性と放射標識に適した構造から、PETトレーサー開発の出発点となる。
💡 ポイント

α-syn PET トレーサーで効いてくるのは、トランスジェニック切片でtauやAβと見分けられている点だ。実際の脳は混合病理で、そこでトレーサーは崩れやすい。ただ、組換え凝集体を使ったSPRとPFFマウス組織だけでは、レビー小体やMSA線維の多型への結合は見えない。骨格と呼ぶ前に、患者由来材料でのKdと、MAOやアミロイドへのオフターゲット結合を確認したい。

Discovery of benzoxazole derivatives as novel α-synuclein aggregate ligands with potential for PET tracer development ↗