蛍光ChoKα阻害薬、イヌ肺腫瘍の術中イメージングで腫瘍を可視化

  • JAS239は、多くの肺がんで過剰発現するコリンキナーゼαの阻害薬に近赤外蛍光色素を結合させたもので、切除術中に腫瘍とその切除縁を示すために設計された。
  • 肺がん細胞ではホスホコリン産生と生存率を低下させた。マウスでは転移病変の画像化に適した薬物動態を示した。
  • イヌの臨床試験では腫瘍と切除縁を明瞭に描出し、切除後に見逃されていた潜在病変も検出した。蛍光はChoKα発現量と相関し、ヒト組織への塗布でも腫瘍に選択的に集積した。
💡 ポイント

光っていることは、まだ標的結合の証明にはならない。発現量との一致は心強いが、シグナルがChoKαへの結合なのか、脂溶性色素の組織への滞留なのかは、競合阻害用量か色素単独の対照で切り分けられる。自然発生のイヌ腫瘍はマウスモデルよりはるかに良い試験系だが、ヒトでは投与タイミングと切除縁の偽陽性が未解決のままだ。

A fluorescent choline kinase alpha inhibitor for intraoperative molecular imaging during resection of canine NSCLC tumors ↗