FBXO22、標的タンパク質分解の新たなE3リガーゼ候補として浮上
- 標的タンパク質分解で多用されるCRBNやVHLに代わる選択肢として注目される、新興E3ユビキチンリガーゼFBXO22を取り上げたレビュー。
- このリガーゼ本来の生物学的役割と、そのユビキチン化活性を狙った標的へ振り向けるためにこれまで開発されてきたデグレーダーの化学を整理している。
- FBXO22は複数のがんで過剰発現しているため、腫瘍細胞で選択的に標的を分解できる可能性がある。
💡 ポイント アブストラクトに基づく見解
腫瘍での過剰発現はまだ仮説であり、治療域を示すものではない。正常組織での発現の比較とリガーゼ・ノックアウト対照があって初めて、選択性が示されたと言える。PROTACに採用するかどうかは、同じ標的弾頭でCRBN・VHLと三者複合体の協同性や分解速度を直接比べれば見えてくる。現行のリクルーターがどんな化学に基づき、プロテオーム全体でどこまでクリーンかも併せて調べたい。
FBXO22 is a promising E3 ubiquitin ligase for targeted protein degradation ↗