ホモハリントニンがXPCに結合しDNA修復を阻害、白金製剤の効果を増強

  • 53BP1フォーカスを指標としたハイコンテントスクリーニングで、承認済み抗白血病薬ホモハリントニンがDNA損傷修復阻害薬として見いだされた。
  • XPCにThr795依存的に直接結合し、XPCと損傷DNAの結合を妨げてヌクレオチド除去修復を損ない、NHEJ効率もある程度低下させると報告された。
  • 白金製剤との併用で、in vitroおよびin vivoで腫瘍細胞への感受性が高まった。
💡 ポイント アブストラクトに基づく見解

HHTはタンパク質合成阻害薬なので、XPCや修復因子の減少は直接阻害ではなく翻訳抑制の影響かもしれない。Thr795変異体によるレスキュー実験が鍵であり、独立した再現が必要だ。患者で到達可能な濃度で白金製剤との相乗効果が出るか、HHTの骨髄毒性と重なるかが、細胞株の話を超えるかどうかを左右する。なお査読前のプレプリントである。

Homoharringtonine targets XPC to inhibit DNA damage repair and sensitize tumors to platinum-based chemotherapy ↗