Chk1阻害がマウス脊髄損傷の運動機能回復を後押し

  • 脊髄損傷後のミクログリアM1極性化とパイロトーシスにChk1が関与するかを検討した。
  • マウス挫傷モデルとLPS処理BV2細胞を使用。Chk1のダウンレギュレーションで極性化の変化とパイロトーシスが抑えられ運動機能が改善し、過剰発現では両者が悪化した。
  • 細胞ではLPSによりDNA損傷(γ-H2AX)とChk1活性化が増加し、阻害薬SCH900776とDNA修復作動薬AV-153で関連を検証した。要旨は途中で切れている。
💡 ポイント

ノックダウンと過剰発現で結果が逆方向に動くのは標的バリデーションとして筋が良いが、薬剤での結果ではない。SCH900776はがん領域向けに作られた化合物なので、挫傷後の中枢への曝露をまず確認したい。BV2細胞は生体内ミクログリアの代役として弱く、Chk1遮断によるDNA損傷関連の副次毒性も懸念される。

Checkpoint kinase 1 (Chk1) inhibition promotes motor function recovery through suppressing pyroptosis signalling and attenuating microglial polarization shift to M1 phenotype in spinal cord injury mice ↗